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6.19(金)
新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

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品川ナンバーのミニクーパーで、とある海辺の町にやってきた三人。彼らの目の前に広がるのは、どこか陰りのあるブルーグレーの海。暑さ本番の太陽がぎらつく日にはまだ少し遠い、淡い色彩に覆われた夏の始まりの出来事――。

監督・脚本は木村聡志。この特異なシネアストが編み出す人間喜劇は常に進化していく。2018年のデビュー作『恋愛依存症の女』から始まり、いつしかKCU(キムラ・シネマティック・ユニバース)と呼ばれるようになった奇妙な連作群。今回は初のバカンス映画だ。ジャック・ロジエやエリック・ロメール、ギヨーム・ブラックといった代表作家が挙げられる、仏映画の定番ジャンル。通例は“屁理屈9割”と“名言(のようなもの)1割”で組成されるKCUの会話劇だが、本作は意外にもたくさんの詩篇が劇を埋める。“詩”といえば、ホン・サンスの映画が好んでよく出すモチーフでもある。

主な舞台となるのは、青年・太宰(足立英)の別荘だ。そこに恋人の詩菜(新帆ゆき)と、友人の優香(芋生悠)が訪れる。夫と離婚したばかりの優香だが、実はかつて太宰と付き合っていた。そんな三人を迎えるのが、地元で暮らす詩人の天馬(山口雄大)。やがて彼が営む“詩の教室”に通う教え子たちも絡んできて――。

木村聡志の映画は〈カップルズ形式〉を軸とした構造を取る。2人ずつフレームインする“1:1”の場面が多く、様々な組み合わせの連鎖で劇が展開していく。「好き」という感情が各々のフォーメーションを決め、すれ違いながら関係性を動かしていく。誰が誰に不意打ちのキスをするのか、どの席に誰が座るのか――。今回の椅子取りゲームのような恋愛模様の実況中継は『違う惑星の変な恋人』を彷彿させ、“詩の教室”の織り成す「部活」感は『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』のスカッシュ部とも重なる。

いつも通りノリはユルいが、やはりアンサンブルは端正で完璧。木村聡志は素知らぬ顔で、またしても洗練された傑作を届けてくれた。きっと日本の夏は今年も酷暑だろう。でもこの映画は季節外れの涼し気な潮風をそっと運んでくれる。(文:森直人)

STORY

夏の始まり。3年連れ添った春樹(五十嵐諒)と離婚したばかりの優香(芋生悠)は親友の詩菜(新帆ゆき)とその恋人の太宰(足立英)と共に、とある海辺の町へとバカンスに訪れた。そこで、かつて恋仲にあった太宰と久しぶりに再会した優香は徐々に太宰への想いが再燃していく。一方、詩菜は海辺の町で暮らす詩人の天馬(山口雄大)に惹かれていて…。

CAST

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芋生 悠

HARUKA IMOU

as優香

1997年12月18日熊本県生まれ。2015年デビュー以降、映画『ソワレ』(外山文治監督)、映画『ひらいて』(首藤凛監督)、映画『37seconds』(HIKARI監督)、映画『夜明けのすべて』(三宅唱監督)、映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(井上淳一監督)、映画『次元を超える』(豊田利晃監督)、映画『解放』(初監督短編作品)、連続テレビ小説「ばけばけ」、ドラマ「SHUT UP」、ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」、ドラマ「ぼくたちん家」、Netflixシリーズ『極悪女王』、舞台『岸辺のアルバム』などに出演。

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足立 英

SUGURU ADACHI

as太宰

愛知県岡崎市出身。2017年、劇団チョコレートケーキ「60'sエレジー」で初舞台を踏んで以降、PARCO、二兎社など数多くの舞台で活躍し、21年に『ブレイブ-群青戦記-』で映画デビュー。22年のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインが入部する人力飛行機サークル・なにわバードマンの部長、鶴田葵役を演じ注目を集める。主な出演作に、映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』、ドラマ「イップス 」「阿修羅のごとく」など。現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」にも村川竹之助役で出演中。

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新帆ゆき

YUKI ARAHO

as詩菜

福岡県出身。講談社主催ミスiD2022にてアメイジングミスiD2022を受賞。2023年に俳優として本格始動する。オーディションでヒロイン役を掴んだ映画『YOUNG&FINE』(山本直樹原作/城定秀夫脚本/小南敏也監督)にてスクリーンデビュー後、映画『床一面こんな感じ』(はまださつき監督/福岡佐和子脚本)、映画『終点のあの子』(柚木麻子原作/吉田浩太監督・脚本)など話題作への出演が続いている。

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山口雄大

YUTAYAMAGUCHI

as天馬

1997年9月9日生まれ。滋賀県出身。出演作は 「BADBOYS」(西川達郎監督)、「冬のなんかさ、春のなんかね」(今泉力哉監督)、「サバエとヤッたら終わる」(UBUNA監督)、「1122」(今泉力哉監督)など。

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五十嵐諒

RYO IGARASHI

as春樹

1992年生まれ、宮城県出身。2017 年、鈴木おさむ作・演出、田中圭主演の舞台『僕だってヒーローになりたかった』で俳優デビュー。以降、『サムライマラソン』、『ヒノマルソウル』、連続テレビ小説『おかえりモネ』など話題作に出演。主演映画『明ける夜に』は国内の名だたる映画祭で数多く入賞。演技力を高く評価された作品の一つでもある。2026年も日本テレビ「冬のなんかさ、春のなんかね」(今泉力哉監督)など話題のドラマや映画に出演しており、今後の活躍から目が離せない。

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白石優愛

YUA SHIRAISHI

asひなた

2001年7月1日生まれ。大阪府出身。主な出演作品に、映画「無情の世界」「レンタル×ファミリー」「禍禍女」、ドラマ「ひだまりが聴こえる」など。2026年、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、舞台「シャープさんフラットさん」への出演が決定している。

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戸塚有輝

YUKI TOTSUKA

as朝日

2000年3月14日生まれ。群馬県出身。大学1年の時に事務所のオーディションを受け芸能活動を開始。NHK-BSプレミアムドラマ『君の足音に恋をした』で俳優デビュー。テレビ東京系『ウルトラマンアーク』が初の連続ドラマ&主演作となる。これまでに映画『猫の記憶』、FBSドラマ『たかほー日和。~鷹とごはんと時々、恋』、大阪・関西万博パビリオン映像『GUNDAM: Next Universal Century』(声の出演)他MV、CMなどにも多数出演。

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Q本かよ

KAYO Q-MOTO

as秋風

石川県能登半島出身。ソフトテニスで学生時代に全国優勝を経験。 30歳から芝居の道を志し、小劇場を中心に活動。劇団レトルト内閣、ロ字ック、ぱぷりか、果てとチーク等の作品に出演。独特の存在感を発揮し、近年では映画・ドラマ・CMにも活動の場を広げ、TX「それぞれの孤独のグルメ」、EX「相棒 24」、映画「火の華」(小島央大監督)などに出演。またYouTubeチャンネル「今日もQK中」では演劇仲間とのゆるいトークを配信中。

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古堅元貴

GENKI FURUGEN

as紅林

1995年1月29日生まれ、千葉県出身。2017年より本格的に俳優活動を開始。特徴的な声と個性的で素朴な風貌を活かし、多彩な役柄に挑戦している。近年の出演作に、映画『キャンドルスティック』『カラオケ行こ!』『ゴジラ-1.0』『HiGH&LOW THE WORST X』、ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』『TOKYO VICE Season2』『RoOT/ルート』など。

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烏森まど

MADO KARASUMORI

as南

2017年に『飢えたライオン』(緒方貴臣監督)で映画デビュー。翌年、主演を務めた短編映画『歩く魚』(Thessa Meijer監督)は、「第92回米アカデミー賞」短編映画賞部門ロングリストにノミネートされる。他出演作は『リボルバー・リリー』(23/行定勲監督)『夫の部屋』(25/余園園監督)など。ドラマ『御社の乱れ正します!2』(BS-TBS)他多数。最新作として、2026年公開予定の『時には懺悔を』(中島哲也監督)が控えている。

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村田凪

NAGI MURATA

as柱谷

2000年6月14日生まれ。群馬県出身。2019年に開催されたオーディションをきっかけに俳優活動を始める。主な出演作品は、映画『ハニーレモンソーダ』(神徳幸治監督)、『違う惑星の変な恋人』(木村聡志監督)、『ROPE』(八木伶音監督)、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ season2』(MBS/TBS)、『けむたい姉とずるい妹』(TX)、『I am... / 新垣蒼汰』(FOD)、『ひらやすみ』(NHK)など。

STAFF PROFILE

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木村聡志

SATOSHI KIMURA

◾️監督・脚本・編集

1988年生まれ東京都出身。2018年、初の長編映画『恋愛依存症の女』で劇場デビュー。池袋シネマ・ロサで同年度のレイトショー動員記録を叩き出し、2019年、全国巡回後、凱旋アンコール上映が開催された。長編映画『階段の先には踊り場がある』(2022)はスマッシュヒットし、続けて監督した『違う惑星の変な恋人』(2023)は第36回東京国際映画祭アジアの未来部門へ正式出品され、新宿武蔵野館でのロングランと合わせ全国60館以上での上映となる。2025年10月に最新作『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』が新宿武蔵野館ほか全国にて公開。

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モテギスミスバンド

MOTEGISMITH-BAND

◾️主題歌

2018年東京にて結成。都内を中心にライブ活動を行い、バンド貯金が貯まるたびに美味しいものを食べたり、ツアーへ行ったり、レコーディングをしたり、焼肉に行ったりしている。楽曲提供、CMソング制作など活動は多岐に渡る。2025年には2ndフルアルバム「だいすっき」を発売。GtVoモテギ Gtきつね Baあべ Drモンジの4名で元気に活動中。

映画『バカンスは始まったばかり』

COMMENT

ついに木村聡志のバカンス映画だ!面白くないわけないだろうと思って観たら更に面白かったことを強調します。
もちろん恋愛しかしていないが、今までよりも大胆、開放、キスの回数もいつもよりバカンス!
海、風、会話、そして、注文されないトッピング。エンディングでにんまりしない観客はいないだろう。

―――山内ケンジ(劇作家・映画監督)

ENBUゼミナールに通っていた頃に参加した撮影で木村君にピンチを救ってもらったことがあります。
この恩は決して忘れまいと誓ったのですが、あの木村君がこんなに面白い映画を次々と生み出す監督になってしまうとは!
最新作『バカンスは始まったばかり』も映画愛と人間愛に溢れた最高に面白い映画で、木村監督作品のファンがさらに増えること必至です。

―――早川千絵(映画監督)

バカンスには、およそ似つかわしくない、強い風が吹く曇天の空と、青くない、少し荒れ模様の海。そんな海辺の街で、ちょっと風変わりな人たちが、くっついたり、離れたり、すれ違ったり——。
ロメールとかロジェとかが脳裏にチラつきながら、最初は「このシビアなご時世に、何を呑気に……」と少し斜に構えて見始めたはずが、気づけば「働きすぎて、おかしくなっているのは自分の方じゃないか?」とすっかり浸りきって、最後には「最高! 今すぐバカンスに行って、あの人たちに会いたい!」となんとも清々しい気持ちに。
噛めば噛むほどに滋味深い、出演者の皆さんのアンサンブルが本当に素晴らしく、お陰様で、少しだけ肩の力が抜けた気がしました!

―――菊地健雄(映画監督)

画面のむこうから、バカンスがあふれてくる。
波の音や、海の色、ワインとたわいない会話、夜の煙草、
かき氷に詩のトッピング、やたらと風が吹く朗読会の胸騒ぎ。
こんな夏の始まりが、いつまでも終わらなければいいのに。

―――天野千尋(映画監督)

海って、怖い日と綺麗な日がある。
嘘つきな人もそんな感じだ。
みんな大人でみんな子供。言葉も声も音楽みたいで心地いいのにもやもやして、こんなひと夏が人生には必要かもしれないと思いながらにやけてました。
コンビニみたいにふらっと行きたい、バカンスに。

―――東かほり(映画監督・グラフィックデザイナー)

バカンス。海辺の別荘。詩。赤ワイン。意味のない饒舌な会話。煙草とキス。ユマ・サーマンとトラボルタ。“ひと夏の国”の滑稽で絵空事みたいな艶笑喜劇を、芋生悠、新帆ゆき、足立英、山口雄大のリアリティと嘘臭さが成立させる。そして気づけば静かに心に刺さっている。世の中には「エリック・ロメールみたいな映画」がたくさんあるけど、この映画は中でもいちばんロメールっぽくて、しかもロメールより痛(イタ)面白い! ミスiD受賞をきっかけに上京した何者でもない新帆ゆきが、いまや日本映画に欠かせないピースになったことに胸が熱くなる。

―――小林司(講談社編集者/ミスiD実行委員長)

スクリーンに登場するすべての人間に冷笑とあたたかさが平等に降り注いでるように見えました。
画面の中はずっと平然としていて、でも着実に、気付かぬ間に、おかしなことになっていく。
映画を見ているとき、自分でも思わぬところで何度も笑ってしまいました。

―――こんにち博士(劇作家)

なんて巧みに揉めさせるんだろう。
バカンスという宙に浮かんだ開放的かつ非日常な場所で交わされる会話から本質が露出していく様にワクワクした。
あの場所独特の木の香りと湿気と喋り疲れた喉を言葉付きのカキ氷で潤したくなっている。

―――日高七海(俳優)

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上高田スポーツ新聞社 ぐりふぉん 杉本真正 工藤成美 やまのさち 芝原暁彦 CinemaFanSonny 村山昇 ふくにょん 黒川和則

『バカンスはまだ始まったばかり』

芋生悠 足立英 新帆ゆき 山口雄大 

五十嵐諒 白石優愛 戸塚有輝 Q本かよ 

古堅元貴 烏森まど 村田凪

 

監督・脚本・編集:木村聡志|主題歌:モテギスミスバンド「バカンスに行こうよ」

撮影・照明:中村元彦|録音:堀内萌絵子|美術:藤本楓|スタイリスト:中村もやし|ヘアメイク:安藤メイ|助監督:中村幸貴|制作:山口真凜

スチール:染谷かおり|音楽:山城ショウゴ|宣伝美術:寺澤圭太郎|プロデューサー:市橋浩治|ラインプロデューサー:田中佐知彦

アソシエイト・プロデューサー:大久保孝一 黒川和則 児玉健太郎|特別協賛:ラディアスセブン

制作プロダクション:Ippo|配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS|宣伝協力:梶谷由里|製作・配給・宣伝:ENBUゼミナール

2026年/カラー/ヨーロピアンビスタ/ステレオ/85分 ©ENBUゼミナール

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爲本和馬 大久保孝一 野村詩文 田代麻依 MAROONの風 冬彩 佐野吉紀 うさ 戸塚幸子 小滝俊幸 笠井修 鈴木芳明 上島淳 田中康博 幻夜

めい 児玉健太郎  山内孝志 中野屋菓子舗 藤田優作 奥井淳平 みの

イドウジュンジ キクロック 池田由利子 諏訪ただゆき 中村好裕

七星 伊賀高大 鈴木宣昭 うま TBANG(from.ライムフェチ) 桜井美里

楠部知子(びっけ) 金沢詩子 中山美穂 たじまきみえ 王小天 関口喜則

増田英和 矢口晶一 長坂浩一 神津光裕 内藤久仁彦 福島ピート幹夫

ひろさん 鈴木得雄 田中洋平 くぼるな 杢之助 関谷和宏R85大阪 MJ 

武藤亜紀 poloringcho 吉村弘 竹内嘉章 西連寺大樹 京・小畑家

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